お口の中に金属冠ありますか?
歯科衛生士Sです、久し振りの投稿となります。
三ヶ月・六ヶ月検診時 常に気になる事があります。
それは 歯肉の状態の違いです。
同じお口の中で被せ物のある歯でもピンク色の健康的歯肉 と 赤く炎症のある歯肉
が見られます。
赤く炎症のある歯肉 には金属冠が被っている事が多いです。
金属冠と歯肉の境目に汚れ(*プラーク)が取り切れてない事で炎症していたり、むし歯に
なってしまっている事が頻繫に見られます。
『だったら歯ブラシでしっかり磨けば良い!』と思いますがそれには難しい事があります。
金属の性質上汚れ(*プラーク)が付きやすく取れずらいという事です。
私達歯科衛生士が患者様のお口の中を歯ブラシでお掃除する際こびりついた汚れ(*プラー
ク)を剝がしとるようにします。
それくらいベタベタとこびりついているのです。
ピンク色の健康的歯肉 には金属を使用していないジルコニア・セラミックが被ってます。
ジルコニア・セラミックなどの材質は表面がツルツルとしていて汚れ(*プラーク)がついても歯ブラシで容易に取ることができます。
歯科衛生士の目から見て日常のお手入れが簡単で汚れ(*プラーク)のこびりつきが少なく非金属で被せた方が噛んで食べれる歯の寿命(むし歯や歯周病で失なう)が長いと感じます。
*プラーク・・・歯の表面に付着している細菌のかたまり、時間が経過するほどお口の中でトラブルを起こす細菌
そして重要なのが、自己メンテナンスとプロケアとのバランスです。定期検診をお勧めします。
金属冠から非金属冠へお考えのかたはお気軽にご相談ください。
2019.03.19 | スタッフブログ一覧へ