要観察歯(CO) 大和市アルファ歯科
こんにちは!歯科衛生士のNです!(^^)!
今日は要観察歯についてお話しします。
要観察歯(CO)と聞いたことがありますか?
学校歯科健診や、会社の歯科検診で言われたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
要観察歯とは、むし歯とはっきりと診断はできないが、その初期の症状を疑うような所見があったということです。
歯は再石灰化と脱灰を繰り返していますが、再石灰化が追い付かず歯のミネラルが出て行ってしまって歯の色が白く濁った状態になったり茶色く変色してきたり、そのままにしているとむし歯になってしまうかも・・・という状態のことです。
削ったりという治療が必要な状態ではなく、歯の磨き方をチェックしたりフッ素を塗布したり、お子さんの場合は予防的に歯の噛む面の溝を樹脂で埋める(シーラント)などを行い経過観察をしていきます。
以前もお話ししましたが、歯は削るなど様々な治療をすればするほど歯自体の寿命は短くなると考えて良いと思います。
要観察歯と指摘された方は、まだむし歯でないからと侮らずに歯科医院を受診しましょう。
2016.10.22 | スタッフブログ一覧へ